このたび、私事ですが。。。
Googleアドセンスの申請を何度となく繰り返した結果、とうとう9回目の審査でようやく合格することが出来ました!(パチパチ~👏)
いや~本当に長かった!
最初の1回は『価値の低い広告枠、コンテンツが存在しない』で不合格。
その後、ネットの情報を頼りに修正を加え、幾度となく申請を試みるも7回連続で『有用性の低いコンテンツ』で不合格。
なんども落ち続けていましたが、ブログ立ち上げして4か月経過後に9回目の申請でようやく承認されました。
審査が承認されない理由について、いくら調べても根本的な原因が判らず、もう、アドセンスとかどうでもよくなってきて、暫くWordpressも開くことさえ出来ない日々が続いていました。
さらに、Googleアドセンスの審査官の先生からは、
『有用性が低いコンテンツ=あなたのブログは広告載せる価値が無いくらい、内容がショボいですよ!』
って言われているようで、本当に凹んでしまっていました。
何度も審査落ちを繰り返すうちにいい加減に嫌気が差して、一時はブログを続けること自体辞めようかと思ったりもしたのですが、本当に合格できてよかったです。
Googleアドセンスからの承認メールを受け取った時、“おめでとう”を言ってくれたのはなぜか、いつもの眼鏡をかけた青いシャツのお姉さんではありませんでした。
もしかしたら、『先日のアドセンス合格のお知らせは誤って送信されたものであり、再度審査の結果、取り消しされました』なんてメールが来るんじゃないかと、いまだにびくびくしていますが、ちゃんとGoogleのスポンサーリンクの表示もされているので、きっと間違いないかと。。。
私のようにGoogleアドセンスになかなか合格出来ず、いったい何をすれば良いのかわからないといった人も多いのではないでしょうか?
ネットで検索すると、Googleアドセンスの審査の合格は相当大変であることがわかります。
『アドセンス』、『不合格』、『有用性の低いコンテンツ』のキーワードで検索すると、結果に表示される記事の多くは、不合格になる理由として以下のようなポイントが挙げられているのをよく目にする事でしょう。
- 記事が日記型になってしまっており、情報提供型、課題解決型になっていないか。
- 記事の内容がすでにある別のサイトと重複していないか。
- 自身の経験を元にしたオリジナリティのある情報を提供できているか。
- プロフィールがしっかりと書かれているか。
- プライバシーポリシー、お問い合わせフォームが設置されているか。
- 画像を別のサイトから転用していないか。
- 読者の興味をひくような記事のタイトルが付けられているか。
- 十分な記事数が投稿されているか(最低10記事以上)。
などなど。。。
いやいや…もう、そんなん何べんも見てるし既にやってるんやって!
そやのに、何回出しても審査に合格出来へんねん!!😡
さらには、GoogleAdsenseのTwitterアカウント(@AdSense)をフォローしないと合格出来ない、などといった都市伝説的な噂も見られました。
自分がアドセンスの審査中は、もう藁にもすがる思いだったのでTwitterアカウントもフォローしていましたが…さすがに関係無いと思います(汗)
私自身もGoogleアドセンス審査において不合格となる原因について、徹底的に色々と調べ通していましたが、これまでは結局、明確な原因がわからないままでした。
しかし、ふとある時に気になってGoogle Search Console(サーチコンソール)を注意深く見てみると、どうやら普通とは違うような状況が。。。
もしかしたら毎回審査のたびに不合格になる理由が、サーチコンソールのステータスにあるのではと思い、早速見直しを行い、すぐにアドセンスの申請。
結果、これまでは申請してから不合格通知が届くのに1~2週間はかかってましたが、最後の申請からわずか3日で、とうとう合格のメールを受け取ることが出来ました!
(最後の申請時は、記事の内容見直しや追加をしたりせず、ここに書かれていること以外は手を加えていません。)
本記事では、Googleアドセンス審査になかなか合格出来ないといった人に向けて合格に向けてのチェックポイント、および対応方法について自身の経験を踏まえて解説していきたいと思います。
Googleアドセンスに審査する前に必ずチェックすべき3つのこと
その①~サイトマップが正しく送信されてインデックスが正常に処理されているか?
サイトマップの設定は、Google Search Console(サーチコンソール)をから行います。
サイトマップ生成の為には、プラグインを用いた方法が一般的です。
よく知られているプラグインとしてXML Sitemapsがポピュラーですが、私の場合はJetpackのプラグインを用いました。
XMLサイトマップを生成したら、サーチコンソールでサイトマップの追加を行います。
新しいサイトマップに、上記のJetpackで生成した/sitemap.xml を追加します。
『サイトマップのURLを入力』に/sitemap.xmlを入力すると、送信されたサイトマップ一覧に追加されます。
/sitemap.xml を選択すると、読み込まれたサイトマップ一覧が表示されます。
ここで注意すべき点は、読み込まれたサイトマップの最終読み込み日時と、ステータスが正しく反映されているかが非常に重要だという事です。
上記、キャプチャ画像ではGoogleアドセンス審査に合格後のものであり既に問題が無い表示となっていますが、Googleアドセンス審査で何度も非承認となっている間はずっと、この最終読み込み日時が古いままとなっており、また、ステータスもエラーが出ている状況でした。
審査落ちの原因が、投稿記事の中身にあるに違いないと信じて疑っていなかったばかりに、サーチコンソールのステータスについては、あまり気にかけていなかった事が原因でした。
ただちに、Jetpackで再度XMLサイトマップを再生成しサーチコンソールで再送信を行い、日付、ステータスが問題無いことを確認しました。
その②~Google検索で site:「ブログURL」を検索した時に、検索結果に意味の無いページが表示されていないか?
Google検索の検索ボックス上で、「site:」のコマンドの後にURLを入力することにより、特定のURLのWebサイトを検索することが出来ます。
当ブログサイトの場合は、site:https://denken-around50.com となります。
つまり、「site:」の後に自分のブログのURLを入力することにより、ブログのサイト構造やインデックスされているページを調べる事が出来ます。
Googleアドセンスの審査官は、この検索結果で表示されるサイト構造やインデックスされているページの内容から、ブログの記事内容がアドセンスの審査において有用性があるかどうかを判断していると考えます。
↓これはまだ審査不合格時の自分のブログサイトの検索結果ですが、本来インデックスされる必要が無い(検索結果で表示される意味が無い)ページが検索結果に出ています。
ここで重要となるのは、存在しないページ(サイトに登録されていないページ)が検索結果に出ていない という事が重要です。
Googleアドセンスの審査官は、広告を載せても良いページかどうかをチェックして、アドセンスの承認において問題があるかどうかをチェックしているようです。
その為、存在しないページがあると『こんなページに広告載せて、誰得(だれとく)やねん?』と言う風に見なされ、結果として非承認となってしまいます。
また別の例として、記事を一旦公開した後、内容を改めて修正しようと思い、一旦下書きに戻した場合にも、「site:(ブログURL)」の検索結果に表示されるケースもあります。
この場合においては、下書き中で内容が公開されていないにもかかわらず、Googleアドセンスの審査官の目に触れることとなり、『公開してへん記事のどこに広告載せるねん!?』という事になってしまい、これも非承認となる原因になってしまいます。
このようなページが検索結果に出てこないようにするためには、先ほどと同様に、Google Search Console(サーチコンソール)をから削除リクエストを行います。
「site:(ブログURL)」の検索結果で意味の無いページ(ex.存在しないページ、リンク先の表示をしていないページ)や、下書き中のページが表示されている場合は、直ちに、サーチコンソールから削除することが望ましいです。
サーチコンソールからの削除リクエストには、通常2~3日程度を要するようです。一気にまとめて削除することがおススメです。
その③~サイト内にリンクが無いページが公開されていないか?
その②~のところで解説しましたが、元々公開するつもりが無い投稿や、Wordpressテーマにデフォルトで用意されている固定ページが、ダッシュボードの記事一覧に公開済みとして出ているケースがあります。
たとえば、Wordpressのテーマにデフォルトで用意されているテンプレートなどが相当します。
私のブログサイトの場合、最初、このようにサイト上にリンクを張っていない文書が公開済みになっていました。(現在はすでに下書きに移動し、サイトマップからも削除リクエスト処理済みです)
Googleアドセンスの審査官は意外と細かいところまで見ているようです。
審査官の立場から見ると、
『広告を載せる価値があるかどうか』=『このページを読者が見たくなるかどうか』
の基準で判断していると言えます。
その為、自身が作成した投稿記事や固定ページはもちろんのこと、Wordpressテーマにデフォルトで用意されているテンプレートや画像、メディアライブラリについても、読者に見て欲しいものだけインデックスされるように、常に意識しておくことが大切と言えます。
WordPressでは記事毎にインデックスさせる/させない、あるいは、広告を表示する/しないと、選択できる機能があります。
例えば、
- 既存の記事や、他のサイトからの引用を用いて持論を展開している記事
- 似たようなテーマについて、他にも多くの意見が出されている記事
の場合、そのままだと独自性が無いとの理由で審査官から審査で非承認となる可能性があります。
広告は表示されなくても良いから、是非、読者に読んでほしい、といった記事は、あえてインデックスさせない、あるいは広告を非表示にして審査を出すことも必要だと考えます。
ちなみに私の場合は、もう何度も審査落ちしてかなりショックを受けており、下手な小細工をする余裕も無かったので、審査にひっかかりそうなビミョーな記事(ややコピペ多めや、他のサイトで類似記事あり)は下書きに戻して、削除リクエスト処理をしてから審査に出すようにしました。
審査さえ通ってしまえば、(ルールを守ってさえいれば)書きたかった記事を堂々と公開しても問題無いですもんね!
Googleアドセンス審査合格後にやるべきこと
やっとの思いでたどり着いた、Googleアドセンス合格の後も、まだまだやることがたくさんあるようです。
差し当って、早々に手を付けなけらばならない点についてまとめてみます。
その①~HTMLタグへのアドセンス審査コードの削除
Googleアドセンス申請時に、
『生成したAdSense コードを、サイトの <head> タグと </head> タグの間に貼り付けましょう』
とあり、何とかエッチラオッチラ貼り付けたのを何となく思い出しましたが、審査合格後はあっさり削除した方が良いようです。
というのも、これは自動広告用のコードであり、そのままにしていると、記事内のとんでもないところに勝手に広告が貼られてしまうことになります。
実際私も、アドセンス合格後に広告がどんなように貼られているのか興味深々だったのですが、実際に見てみると『見出し付きボックス』や、『引用』や『画像比較』のど真ん中にドーンと貼られており、とてもじゃないけど、最も高い成果が得られる広告プレースメントに広告が掲載されるような場所に貼られていないことがわかりました。
Googleアドセンス審査合格後のアドセンス審査コードの削除については、他のサイトにも色々と情報が出ていますが、間違いなく最初にやった方が良いと思われます。
その②~自動広告を外す
先のその①と合わせて、自動広告はオフにしておきましょう。
その③~adx.txt
Ggoogleアドセンス合格後に、Adsenseホーム画面に、何やらよくわからないメッセージが表示されていました。
「要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。」
せっかく審査通ったのに、また何かやらないといけないのか?と思ったりしましたが、どうやら不正広告、広告詐欺を防止するためのもののようです。
Google先生からすれば、
『せっかく審査通ったんだから、取り消されたりしないように事前に対策しといてね。』
といったアドバイスみたいなものなのでしょうか?
具体的な対応は、Googleアドセンスヘルプに書かれていますが、Adsenseホーム画面から“adx.txt”というファイルをダウンロードし、契約しているサーバにファイルの中身を登録するといったものになります。
私のブログ環境で使用しているサーバのConoHa WING では、このような手順で進める事で無事解決することが出来ました。
契約しているサーバごとに対応が異なるようですので、ご確認下さい。
その④~アドセンスとアナリティクスとの連携
アドセンス合格したばかりで、まだ気が早いと言われそうですが。。。
せっかくアドセンスに合格することが出来たので、ゆくゆくは効果的に収益に結び付けたいところです。
GoogleアドセンスはGoogleアナリティクスと連携することにより、アドセンスの広告が掲載されたページ毎の収益やクリック率などをアナリティクスの画面で確認することができます。
アドセンスヘルプの方に詳しい手順が記載されています。
Googleアドセンスが合格したら、是非やっておきたい設定の一つと言えます。
その⑤~アフィリエイトの申請
巷に流れる噂では、Googleアドセンス合格の為には、審査時は他のアフィリエイトのリンクを貼らないらない方が良いというのが定説となっているようです。
私自身も、何度も審査落ちしていたせいもあって、他のアフィリエイトのリンクは貼るのは控えていました。
ようやく晴れてGoogleアドセンスについては合格となったので、アフィリエイトについてもこれから少しづつブログの方へ反映していきたいと思います。
その⑥~アドセンス狩り対策
『アドセンス狩り』と聞くと、なにやら物騒でおっかない感じですが、要するに、不正クリックによりアカウントを停止状態に追い込むという「嫌がらせ」の事とされています。
このブログサイトはまだまだ駆け出しで、不正クリックなんかに縁が無いようにも思いますが、せっかく勝ち取ったアドセンス合格、そうそう簡単に取り消されるわけにはいきません。
Googleアドセンスのプログラムポリシーには無効なクリックと表示(インプレッション)について、このように書かれています。
Google 広告のクリックは、ユーザーの純粋な興味で行われる必要があります。Google 広告を作為的にクリックまたは表示する行為は固く禁止されています。禁止されている行為には、反復的な手動のクリックや表示、クリックや表示を自動生成するツールの使用、ロボットや不正なソフトウェアの使用などがありますが、これらに限定されません。
引用元:Adsenseヘルプ
あまり、詳しく読み解いていませんが、AdSense Invalid Click Protector のプラグインを入れて様子を見る事としたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Googleアドセンスの審査に不合格となる理由について、審査官の先生はいつも明確な理由を示してくれないため、原因がどこにあるのかを自分自身で探して解決しなくてはなりません。
ネット上にもいろいろな情報が交錯しており、一体何が正しいのかも非常にかり辛くなっているのが事実です。
加えて、時期によって審査に通りやすい/通りにくい とかがあるとか、無いとか…といった噂も耳にします。
私自身、これまで何度も審査に不合格となり、色々と試行錯誤していましたが、思わぬところに解決の糸口を見つける事が出来ました。
Googleアドセンス合格に向けて、基本的なポイント
例えば、
- 記事の内容がすでにある別からのコピーとなっていない。
- 自身の経験を元にしたオリジナリティのある情報を提供している。
- プロフィールをしっかりと作りこむ。
- プライバシーポリシー、お問い合わせフォームを設置する。
等は、多くのベテランブロガーからも多数アドバイスがされているように、あらかじめ対応しておいた方がBetterだと思います。
しかし、実際には記事の中身とは別に、意外な部分がGoogleアドセンス合格に向けて重要だということについてまとめてみました。
今回のご紹介した例がすべてのケースに当てはまる訳ではないかもしれませんが、Googleアドセンスになかなか合格出来ないといった方は、是非一度、自身のサーチコンソールのステータス、およびsite:「ブログURL」の検索結果について見直してみてはいかがでしょうか?
今後、(私を含めて)多くのブロガーたちのブログ生活がますます充実したものになりますように🙏🏼
- Googleアドセンス審査前に必ずチェックしておきたい3つのこと
- サイトマップが正しく送信されてインデックスが正常に処理されているか?
- Google検索で site:「ブログURL」を検索した時に、検索結果に意味の無いページが表示されていないか?
- サイト内にリンクが無いページが公開されていないか?
- アドセンス合格後にやるべきこと
- HTMLタグへのアドセンス審査コードの削除
- 自動広告を外す
- adx.txtの設定
- アドセンスとアナリティクスとの連携
- アフィリエイトの申請
- アドセンス狩り対策
今回はここまでとさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。