電験三種に合格された受験生の方の中には、次なる目標に向けて挑戦し続ける人も多いことでしょう。
せっかく電験三種に合格しても、それで終わりにするのはあまりにももったいないと言えます。
電験三種取得後、次なる目標を何にすべきか?私自身の経験や持論を元に、解説していきたいと思います。
電験三種合格後におすすめの資格試験
電験三種(第三種電気主任技術者試験)については毎年多くの受験者が受験しています。(受験申込者は50,000~60,000人/年、受験者は40,000~50,000人/年~引用元:試験実施状況の推移(第三種電気主任技術者試験) | ECEE 一般財団法人電気技術者試験センター)
既に取得済みの方、これから取得予定の方、共に多数おられることと思います。
本記事においては、私自身が次に挑戦したい(あるいは挑戦中の)資格も含めて、電験三種合格後に受験をおススメしたい資格試験についてご紹介したいと思います。
第二種電気工事士
第二種電気工事士資格を取得するには
第二種電気工事士の資格取得の為には、『筆記試験』と『技能試験』の両方を受験し、合格する必要があります。
試験の種別 | 試験の方式 | 試 験 方 法 |
学科試験 | 筆 記 試 験 | 筆記試験科目について、一般問題、配線図の記号等を四肢択一方式によりマークシートで解答する方法で行います。 |
CBT方式 | 学科試験科目について、一般問題、配線図の記号等を四肢択一方式により、 予約した会場にてコンピューター上で解答する方法で行います。 | |
技能試験 | 持参した作業用工具により、配線図で与えられた問題を、支給される材料で一定時間内に完成させる方法で行います。 |
試験の種別 | 試験の方式 | 試 験 方 法 |
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学科試験 | 筆 記 試 験 | 筆記試験科目について、一般問題、配線図の記号等を四肢択一方式によりマークシートで解答する方法で行います。 |
CBT方式 | 学科試験科目について、一般問題、配線図の記号等を四肢択一方式により、 予約した会場にてコンピューター上で解答する方法で行います。 | |
技能試験 | 持参した作業用工具により、配線図で与えられた問題を、支給される材料で一定時間内に完成させる方法で行います。 |
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以下に、第二種電気工事士の資格取得フローを示します。
これによると、第二種電気工事士試験は、筆記試験免除対象者として電気主任技術者免状取得者が挙げられています。
すなわち、電験三種取得者は筆記試験が免除ということになります。
第二種電気工事士試験を受験するメリット
第二種電気工事士試験は誰でも受験が可能です(受験資格はありません)。そして『筆記試験』と『技能試験』の両方に合格することにより免状取得が可能となります。
おそらく、第二種電気工事士の『筆記試験』については、電験三種合格に向けての足掛かりとされる方が多いと思われます。
実際に『筆記試験』については、電験三種は第二種電気工事士よりも広い範囲から出題され、また難易度も数段高いといえるでしょう。
しかしながら先述のとおり、先に電験三種を取得することによって、第二種電気工事士の『筆記試験』を免除とすることが出来るのです。
第二種電気工事士 筆記試験の免除
次の免除項目の1〜5に該当する申込者は、申請により筆記試験が免除されます。
免除項目3:1)第一種、第二種又は第三種電気主任技術者免状の取得者
引用元:令和3年度第二種電気工事士上期試験受験案内
その為、第二種電気工事士の資格取得においては、電験三種取得者は『技能試験』のみで可と言うことになります。
電験三種を取得することによって、第二種電気工事士の『技能試験』一本に専念する事が出来るので、電験三種のアドバンテージを大いに活かせると言えるでしょう。
第二種電気工事士試験受験における注意事項
第二種電気工事士の技能試験は試験時間:40分間となります。
上述の通り、『筆記試験』と『技能試験』は全く別物です。
また筆記試験の点数が『技能試験』へ反映されることはありません。その為、『技能試験』 は 『技能試験』として、新たに一から準備する必要があります。
第二種電気工事士試験においては『技能試験』の免除制度は無く資格取得の為には『技能試験』を必ず受験し合格しなくてはなりません。
『技能試験』については、各年度毎に 合計13種類の候補問題が公表されます。事前に公表されている合計13種類の候補問題を幾度となく練習して、本番でミスが生じないよう日頃から準備を進める必要があります。
第一種電気工事士
第一種電気工事士資格を取得するには
以下に、第一種電気工事士の資格取得フローを示します。
第一種電気工事士の資格取得について、以下の3パターンがあります。
- 第一種電気工事士試験の『筆記試験』、『実技試験』の両方を受験し、合格後電気工事に関し、3年以上の実務経験を有すること
- 第一種電気工事士試験の『筆記試験』免除申請を受け、『技能試験』を受験し、を合格後電気工事に関し、3年以上の実務経験を有すること
- 電気主任技術者免状取得後、電気工作物の工事、維持または運用に関する実務に5年以上従事すること
いずれのパターンにおいても、第一種電気工事士の資格取得の為には、3年もしくは5年の実務経験年数が必要であることに注意が必要です。
第一種電気工事士は第二種電気工事士と比べて、実務経験年数を重視していると言えます。
その為、せっかく第一種電気工事士試験に合格しても、実務経験年数が満たないがために(合格のみ)とせざるを得ないケースが生じてしまいます。
第一種電気工事士試験を受験するメリット
第一種電気工事士試験は、第二種電気工事士試験と同様に誰でも受験が可能です(受験資格はありません)。
上述の通り、電験取得者(電気主任技術者免状の交付を受けている者)については申請により、第一種電気工事士の試験の一部(または全部)が免除されます。
第一種電気工事士 筆記試験の免除
次の免除項目の1〜2に該当する申込者は、申請により筆記試験が免除されます。
免除項目2:1)第一種、第二種又は第三種電気主任技術者免状の取得者
以下略
引用元:令和3年度第一種電気工事士上期試験受験案内
つまり電験三種取得者は上述のうち、②か③のパターンで資格取得が可能となります。
②パターン:第一種電気工事士試験の『筆記試験』免除申請を受け、『技能試験』を受験し、を合格後電気工事に関し、3年以上の実務経験を有すること の場合
⇒電験三種取得者が第二種電気工事士資格を取得の場合と同様に、第一種電気工事士試験についても、『技能試験』一本に専念して試験を受ける事が出来ます。
第一種電気工事士の技能試験は、試験時間:60分間となります。
第一種電気工事士『技能試験』についても、第二種電気工事士と同様、各年度毎に 合計10種類の候補問題が公表されます。
事前に公表されている合計10種類の候補問題を幾度となく練習して、本番でミスが生じないよう日頃から準備を進める必要があります。
第一種電気工事士試験においては、第二種電気工事士試験同様に『技能試験』の免除制度は無く資格取得の為には『技能試験』を必ず受験し合格しなくてはなりません。
電験三種資格取得者であっても『技能試験』に対して免除制度等は無く、全くアドバンテージはありません。『技能試験』受験に対しては、新たに一から準備する必要があります。
③パターン:電気主任技術者免状取得後、電気工作物の工事、維持または運用に関する実務に5年以上従事すること の場合
⇒実務経験年数5年を要しますが、試験を受けることなく免状交付を受ける事が出来ます。
第一種電気工事士 資格の概要
第一種電気工事士免状の取得方法(実務経験及びその期間等)は、次のとおり
(2)第一種電気工事士試験合格者以外の方でも次の(a)、(b)又は(c)に該当する方は、電気工事士法
に基づき都道府県知事に所要の申請をすることにより、第一種電気工事士免状が取得できます。
(a)電気主任技術者試験免状の取得者で、免状取得後電気工作物の工事、維持又は運用に関する実
務に5年以上従事していた方以下略
引用元:令和3年度第一種電気工事士試験受験案内
まとめますと…
実務経験年数が3年または5年必要にはなりますが、電験三種を取得することによって、第二種電気工事士と同様『筆記試験』の免除、あるいは経験年数によっては『筆記試験』&『技能試験』の両方を免除することが出来るので、電験三種のアドバンテージを大いに活かせると言えるでしょう。
第一種電気工事士試験受験における注意事項
第一種電気工事士試験に合格するだけでは、第一種電気工事士の資格免状を得る事は出来ません。第一種電気工事士として実務にあたる為には、免状交付を受けなくてはならなりません。
第一種電気工事士試験の『技能試験』を受験し、合格後免状交付を受けるためには3年以上の実務経験が必要になります。
日頃、業務においてそれなり電気工事に携わっている人であれば特に問題にはなりませんが、電気関係と全く無関係ない職種に就いている人など、実務経験を積めるような環境で従事されていないと、第一種電気工事士の資格取得は非常にハードルが高いと言えます。
エネルギー管理士【電気】
エネルギー管理士資格 【電気】 を取得するには ※試験による資格取得について
エネルギー管理士資格を取得するには、
- 試験による資格取得
- 講習受講(実務経験+修了試験)による資格取得
の二種類の方法があります。
ここでは試験による資格取得について説明します。
以下に、エネルギー管理士資格の取得フローを示します。
エネルギー管理士試験 【電気】 を受験するメリット
電験三種とエネルギー管理士【電気】試験は、出題分野が非常に類似している事が特徴として挙げられます。
エネルギー管理士試験の課目Ⅰ(エネルギー総合管理及び法規)以外は、電験三種の試験問題の範囲で十分対応可能と言えます。
他の課目についても、電験三種に比べてやや掘り下げた内容からの出題も見られますが、電験三種と同様、出題形式がマークシート方式であり論説や記述式の問題は出題されません。
また、設問によっては選択肢が3択の場合もあり、5択の選択肢から解答する電験三種に比べて絞り込みがしやすいとも言えるでしょう。
計算問題については計算結果を指数表記で示し該当する数字をマークする形での出題が見られますが、解答を導出する為の誘導がある場合が多く、電験三種に比べて取り組みやすいとも言えるでしょう。
また、例年においてはエネルギー管理士試験と、電験三種はほぼ同時期に試験が行われます。(令和4年度は、エネルギー管理士試験:7/31、電験三種:8/21)
その為、エネルギー管理士試験と電験三種を同時受験することにより同一年度でのダブル合格も十分狙えると言えましょう。
エネルギー管理士試験受験における注意事項
エネルギー管理士試験に合格するだけでは、エネルギー管理士の資格免状を得る事は出来ません。エネルギー管理士として実務にあたる為には、免状交付を受けなくてはならなりません。
エネルギー管理士の免状交付申請を行うにあたり、エネルギーの合理化に関する実務証明書の提出が必要になります。
普通であれば、現在勤めている勤務先等に実務証明書の発行をしてもらう形がポピュラーだと思われますが、普段、電気設備の維持・管理とは全く関係ない仕事に従事していたり、あるいは、業務においてエネルギー管理士の資格が全く無関係である場合、実務証明書の発行は困難となる可能性があります。
あるいは、職場の上司との関係が険悪であるがために、会社に申請を出しづらいといった方もおられるかもしれません。
私の場合は、業務上全く無関係であったにも関わらず、実務証明として『空気調和設備の運転・操作・管理』の内容で申請し、無事免状を交付されることが出来ました。
エネルギー管理士の資格取得に向けては、単に試験合格だけでなく免状交付申請まで見据えた上での受験が必要と言えるでしょう。
電験二種(第二種電気主任技術者試験)
電験二種(第二種電気主任技術者試験)資格を取得するには ※試験による資格取得について
電験二種(第二種電気主任技術者試験)資格を取得するには、
- 試験による資格取得
- 実務経験による資格取得
と二種類の方法がありますが、ここでは試験による資格取得について説明します。
以下に、第二種電気主任技術者の資格取得フローを示します。
電験二種 (第二種電気主任技術者)試験は、一次試験と二次試験(いずれも筆記試験)を行います。
二次試験は同じ年度の一次試験の合格者及び一次試験免除者(前年度の一次試験合格者)のみ受験することができます。
一次試験
次の4科目について科目別に試験を行います。各科目の解答方式は、マークシートに記入する多肢選択方式です。
科目 | 科目の内容 |
---|---|
理論 | 電気理論、電子理論、電気計測及び電子計測に関するもの |
電力 | 発電所及び変電所の設計及び運転、送電線路及び配電線路(屋内配線を含む。)の設計及び運用並びに電気材料 |
機械 | 電気機器、パワーエレクトロニクス、電動機応用、照明、電熱、電気化学、電気加工、自動制御、メカトロニクス並びに電力システムに関する情報伝送及び処理 |
法規 | 電気法規(保安に関するものに限る。)及び電気施設管理 |
二次試験
次の2科目について科目別に試験を行います。各科目の解答方式は、記述方式です。
科目 | 科目の内容 |
---|---|
電力・管理 | 発電所及び変電所の設計および運転、送電線路および配電線路(屋内配線を含む。)の設計および運用並びに電気施設管理に関するもの |
機械・制御 | 電気機器、パワーエレクトロニクス、自動制御およびメカトロニクスに関するもの |
一次試験を合格した後、同年度または翌年度に二次試験を受験し合格することによって、 電験二種(第二種電気主任技術者試験)合格となり、資格に対する免状交付申請を行う事が出来ます。
電験二種(第二種電気主任技術者試験)を受験するメリット
電験二種一次試験の出題範囲は、電験三種と全く出題範囲は同じです。
電験二種一次試験は大問7問(【理論】、【機械】科目は大問8問が出題され、問7、問8のいずれか1問を選択)の構成で出題され、各大問に対して5つの空欄に当てはまる用語を15個の選択肢の中から選択しマークシートにより解答します。
電験三種と比べると、より深く突っ込んだ内容で出題されますが、電験三種の出題範囲から全く外れるものでは無い為、電験三種に向けた対策の延長線上で試験に向けて準備する事が可能です。
電験二種一次試験の 【理論】科目については、微積分や、微分方程式など、電験三種であまり触れる事が少なかった分野での知識が必要になりますが、設問分における誘導に従って順に解いていく出題形式であり、解答するべき数式からある程度の絞り込みが出来る事も少なくありません。
その為、5つの空欄に対する解答が全滅といったパターンは概ね避けることが出来るのではないでしょうか?
大問が17問(問17、問18はいずれか1問を選択)もある電験三種に比べると、ハマれば高得点を得る事も可能です。
また、電験二種一次試験の【電力】、【機械】、【法規】科目については(電卓を必要とする)計算問題は殆ど出題されません。これらの3科目については、試験中に電卓に触れるシーンは殆ど無いと言って良いでしょう。
電験二種一次試験は、とにかく知識量を増やす事により対応することが出来ます。
電験三種に向けての勉強を相当やりこんでおくことにより、電験二種一次試験+電験三種の同時合格も十分可能と言えます。
また、例年においては電験二種一次試験の翌日が、電験三種試験となっています。(令和3年度は、電験二種一次試験:8/21、電験三種:8/22)
電験二種一次試験と電験三種を同時受験することも可能です。電験二種一次試験⇒電験三種と、勢いに乗って一気に突き進む事も、有効な戦略と言えるでしょう。
電験二種(第二種電気主任技術者試験)受験における注意事項
電験二種 (第二種電気主任技術者試験) では、一次試験合格後に二次試験が控えています。
二次試験は一次試験の約3ヶ月後に実施され、一次試験が終わっても気を抜かず引き続いて集中を保つことが求められます。 (令和4年度は、電験二種一次試験:8/20、二次試験:11/13)
一次試験の合格は同じ年度、および翌年度の2年間しか有効でなく、2年連続で二次試験を不合格となってしまうとリセットされてしまい、また一から一次試験4科目をすべて受け直さなくてはなりません。
そのため、二次試験は2回目の失敗は許されず、かなりのプレッシャーとなります。
電験二種は電験三種と比べ、一次試験+二次試験の2つのステージをクリアしなくてはならず、また、二次試験を2回連続で不合格となってしまうと一次試験からリセットされるという可能性もあるため、より一層、根気と気合と集中力が求められると言えるでしょう。
技術士(第一次試験)
技術士(第一次試験)について
以下に技術士資格取得までのフローを示します。
技術士について、この記事で全てを説明するのは大変なので、ここでは修習技術者(技術士補となる資格を有す者)になる為に必要な技術士第一次試験について説明をします。
※修習技術者になるには、技術士(第一次試験)を受験し合格する他、JABEE認定機関の教育課程を修了する方法があります。(引用元:JABEE認定プログラム 教育機関名別一覧)
技術士(第一次試験) を受験するメリット
技術士一次試験の内容は技術士第一次試験の科目|公益社団法人 日本技術士会 に基づいて解説致します。
技術士(一次試験)は、
試験は、
- 基礎科目
- 適性科目
- 専門科目
の3科目全てを受験し、それぞれにおいて50%以上得点することが出来れば合格となります。
ここでは、専門科目[電気電子部門]について説明します。
専門科目『電気電子部門』は合計35問のうち25問を選択します。試験時間は2時間です。
試験範囲は、発送配変電/電気応用/電子応用/情報通信/電気設備 となります。
技術士(一次試験)過去問(平成23年度~令和3年度)によると、技術士第一次試験:専門科目[電気電子部門]に出題される問題の特徴として以下の点が挙げられます。
- 選択肢は5択のマークシート方式
- 電験三種科目の出題範囲とほぼ類似している。特に【理論】科目分野からの大半を占めている。
- 一部【電力】、【機械】科目分野からも出題がされている。【法規】科目分野からの出題は殆どされない。
- 電験三種に比べて複雑な計算を必要とする問題は少ない
- 問題文の正誤を問う設問は、解答すべき選択肢が比較的明確なものが多い(選択肢を絞りやすい)。
といった傾向がみられます。
技術士(一次試験)における専門科目『電気電子部門』における難易度は、電験三種と比較してほぼ同等か、やや易しいレベルと言えるでしょう。
技術士(第一次試験) 受験における注意事項
科目合格制度が無い
電験(電気主任技術者試験)と大きく違う点として、科目合格がない点が挙げられます。
すなわち技術士(第一次試験)における基礎科目、適性科目、専門科目、どれか1つでも落とすと翌年から全てやり直しとなります。
試験は年1回のみであり、電験のように科目合格を利用して複数年かけて合格を目指す方法は使えないという事になります。
電験三種では出題されない問題がある
技術士第一次試験 専門科目[電気電子部門]については、 全35問の出題のうち全てが電験三種の範囲内で解答できる問題ばかりではありません。
専門科目『電気電子部門』 について毎年全35問中約5問程度、電験三種では出題されない【その他】分野からの出題があります。
具体的には、
- 無線通信技術???
- フーリエ変換???
- 符号理論??
- 確率理論???
といった分野からの出題となります。
これらは電験三種の出題範囲外であり試験に向けて改めて準備が必要になりますが、改めて学習し理解をすることは非常に難しいと言えます。
専門科目は全35問中25問を選択して解答しますが、限られた時間内で確実に解答できる問題を正確に選択しなければならず、選択問題の見極めも重要と言えます。
まとめ
- 電験三種免状取得者は、第二種電気工事士は技能試験のみで資格取得可能!
- 電験三種免状取得者は、第一種電気工事士についても、技能試験のみで資格取得可能!(3年の実務経験)
- 電験三種免状取得者は、5年間の実務経験があれば試験を受けることなく第一種電気工事士の資格取得が可能!
- エネルギー管理士【電気】、電験二種一次試験は、電験三種と同時受検がおススメ!
- 技術士(第一次試験)の専門科目[電気電子部門]の難易度は、電験三種と比較してほぼ同等か、やや易しいといったレベル(但し、第一次試験合格の為には、基礎科目、適性科目ともにすべて合格点に達する事が必要)
今回はここまでとさせて頂きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。